Air 1S crazybabyが新作ワイヤレスイヤフォンを発売。

Air 1S by crazybaby

crazybabyからAirの後継機「Air 1S」が発売された。Airのレビューに関しては、AirPodsをAirに変えた理由を参考にしていただきたい。今回は後継機Air 1SとAirのスペックの違いを調べてみた。

|Air 1SとAirの違い

結論から言うと、あまり違いはない。crazybabyのホームページによると、Airは生産終了と書かれているので、今後はAir 1Sに切り替えていく方針のようだ。

◆ 製品の色

Airが白黒であったが、Air 1Sはstar grayとspace silverのメタリックな2色展開となった。メタリックなチャージケースの色がイヤフォンにも適用されただけだが、よりMacBook系の色に合うようになった。

Air 1S

Air 1Sのスペースカラー

Air

Air白黒カラー

実は今回Air 1Sのスペース系の色は、以前のAirがindiegogoでクラウドファンディングされた時に、限定色として希望者に提供されていたスペースグレーとほぼ同一のものに見える。このことから、Air 1Sでライムやオレンジが出る可能性も少なくない。

旧Air indiegogoでの限定色

air限定カラーat indiegogo

◆ イヤフォンの重さ

形状に変更はないが、重さは4.ogから4.5gへ0.5g重くなっている。次に紹介するBluetoothチップの変更が重さの原因かもしれない。

◆ Bluetooth接続範囲

Bluetoothは4.2で変更はないが、接続範囲は、障壁のないスペースでAirの10m以上からAir 1Sでは15m以上に改善されている。しかし、新型イヤフォンを発売するなら、Bluetooth5.0は必須だと思っていたので、非常に残念な結果。iPhone8からBluetooth5.0が実装され、新型iPhoneもほぼ確実にBluetooth5.0以上の実装が確実なため、Bluetooth5.0の需要はますます高まるはずだ。

|まとめ

新発売されたAir 1Sと旧型Airのスペックを比較した。結果、スペックに関してほとんど変更はなく、新発売というよりは新色が出た程度のアップデートであることがわかった。音質が劇的に改良されているとも考えにくいため、Air 1Sは買いではない。

Qualcommの新しいBluetoothチップ「QCC5100 低エネルギーBluetooth SoC」は、以前のチップより消費電力を65%削減可能だという。このチップが実装され、バッテリーの持ちが3倍に伸びた時、本当のAirが完成するように思う。次期製品に期待したい。

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